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SNS投資詐欺とは?被害に遭ってしまった場合の対処法
SNS投資詐欺とは、SNSを利用した詐欺の手法です。
芸能人を偽って信用させたうえで投資を促したり、確実性がないのに「絶対に儲かる」などと誇大な表現でお金を支払わせたりするのが特徴です。
今回は、 SNS投資詐欺の被害に遭ってしまった場合の対処法を解説します。
SNS投資詐欺とは?
SNS投資詐欺では、Instagramなどで芸能人を偽った人が、存在しない投資案件を宣伝し、お金を騙し取る手法が多く見受けられます。
このような詐欺手法は、原則として「詐欺罪」として刑事上の犯罪行為になります。
また、 SNS投資詐欺として、確実性がないのに「絶対に儲かる」などと誇大な表現で、投資することを促すケースもあります。
このような手法の場合、勧誘者が「詐欺罪」として刑事上の犯罪行為に問われる可能性は低くなりますが、投資をしてしまった人は民事として返金請求をすることが可能です。
SNS投資詐欺の被害に遭ってしまった場合の対処法
SNS投資詐欺の被害に遭ってしまった場合の対処法は、相手に直接返金請求をするか、弁護士に相談・依頼することです。
刑事事件化を図りたい場合は警察へ相談しましょう。
相手に直接返金請求をする
まずは、相手に直接返金請求をしてみましょう。
電話やメール、問い合わせフォームなどから返金してほしい旨を伝えます。
返金請求をするときは、正当な理由を主張することが大切です。
たとえば、勧誘者が「絶対に儲かる」と断言していたのに、実際には損失が出た場合、「話と違っていた」と正当に主張ができます。
弁護士に返金請求の依頼を検討する
相手に直接返金請求をしても応じてもらえない場合は、弁護士への相談・依頼を検討しましょう。
個人からの返金請求には応じなかった相手も、弁護士からの連絡や内容証明郵便の送付、訴訟検討の旨などがあれば、対応してくれる可能性が高くなります。
また、相手に直接返金請求をしようにも、雲隠れされてしまい連絡がとれなくなってしまうケースが少なくありません。
勧誘者と連絡がとれない場合、弁護士に依頼をすれば職務上請求や弁護士会照会により、相手の所在や連絡先を調査してもらえます。
もっとも、相手方に関する情報が一切分からないような場合は、弁護士であっても調査ができないので注意が必要です。
弁護士に依頼すると代わりに交渉をしてもらうこともでき、揉めたときは法的措置を講じてもらうこともできるため、被害額が大きな場合はなるべく早く相談するのがおすすめです。
まとめ
SNS投資詐欺は近年流行している手法で、騙されてしまう人が後を絶ちません。
勧誘者に詐欺を働く意思がなかったとしても、誇大な表現などにより投資を促されお金を支払ってしまった場合、返金請求が認められる場合もあります。
返金請求を成功させるためには、専門家である弁護士に相談・依頼することをおすすめします。
当事務所はこのほかにもSNS 投資詐欺 返金の案件を多く取り扱っております。
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